新府内録 社長の窓

第30回コラム「激動だった4回目の戌年について」

気がつけば年オトコだった、西暦2018年(平成30年)もクリスマス真っ只中(執筆当日)。

皆さまは如何お過ごしでしょうか、大手企業、中堅企業から今や公務員に至るまで、"ナントカミクス"がもたらしたボーナスを握りしめながら、ご家族とのひとときを楽しんでいる事と、思います。

また、クリスマスを後にすれば間近に迫るお正月への飾り付けで、引き続き街は華やいで行きます。

そう言う当たり前の日常に、月並みながら感謝しなければならない自分が、とっても解せないと思う今日この頃(笑)。

そんな今年は、先々へ続いて行く様々なビジネスチャンスへ、立て続けに出会えた良い一年でした。

以前のコラムにも書きましたが、前職の社長辞任から早6年余り、何か新しいビジネスモデルを探しに、再びリスクを背負って起業したとは言っても、所詮は(当面?)日本国内を対象としたもの。

そこに至る過程は割愛しますが、様々なやり取りを通じて、社会人としてキャリアスタートから日々積み重ねがとても大切であるとの実感を、現在噛みしめている処です。

今年の前半は2月中旬に開催された、「獣医学会全国大会in別府(大分県別府市)」を挟むクライアントさまベンチャー企業との、ビジネスアライアンスに明け暮れました。

キーパーソンの取締役さんを介し、連日全国から大分県由布市湯布院町や、大分市へお越しになるゲストの皆さまとディスカッション。
元来舌鋒鋭い自分へ更に磨きが掛かり、ホントどうなるのと苦笑いばかりです。

ちなみに凄く勉強になったのが、昨年後半よりこのクライアント企業さま自ら、「第三者割り当て増資」により首都圏の投資ファンドを介し、メガバンクを始めとした多数の企業から資金を集め、資本金が数倍の規模へ遂げたそのプロセスを、間近で目撃出来た事。

現在当該企業さまは、それまでの事業所在地だったから愛媛県から、分析ラボラトリーが以前より稼働している大阪市へ移転を済ませて、更なる事業推進を果たさんとしています。

印象的だったのは、心情として都市部に本社機能を移しても、出身地である地方にも一部を残留させるものですが、その全てを潔く大阪市内へ移転させた事(中略)。

曰く「ネームバリューの弱い地方では駄目だよね」と言う、大阪府所在の大手家電メーカー出身、元エンジニアである社長さまのつぶやきが、忘れられません。

大体このプロセスからして、到底前職では出来なかったビジネスアライアンス、自分のこれからを占う上で大変参考になった事業推進です。

9月は自身初の東北地方(山形県置賜地方・福島県会津地方)へのビジネスアライアンス下見。

少々主観入りますけど、とある技術を通じて山形県は大きなポテンシャルを秘めていると、実感しています。
来年は(一応地元の)大分県とジョイントで、3年前の再来となるあのビジネスアライアンスが、パワーアップして帰って来ます。
皆さまの想像を遥かに超える、驚くべき仕掛けを投入致しますので、どうぞお楽しみに。
 

それにしても山形県米沢市や上山市、福島県会津若松市の等身大だけど、人々の素朴なお人柄はたちまち虜になります、以前のコラムでも書いた通り、今年は明治維新(戊辰戦争)から150年、その大きな節目に若松城(鶴ヶ城)の観光出来た事は、長州(山口県)に所縁ある自分にとって、大変意義あるものだったと確信します。
やはりこれらも、以前ではとても出来なかった事でしょうか、蔵王連峰に程近い「かみのやま温泉」…また行かせて頂きます(笑)。

それとリンクして、今年は三年振りに9・10・11月と3ヶ月連続で都内出張を決行しました、よく地方から都市部へ行くと「お上がりさん」らしく、雲の上を掴むような動きをしがちですが、さにあらず。

これらのビジネスアライアンス醸成作業も、前職からの積み重ねが呼ぶ事、以前と違い大分県も中央とのジョイントプロジェクトが、上手になりました。

自分はそれとは別の切り口で、民業による民業ベースのビジネスアライアンスを、皆さまへお見せしようと思います、若干物売りもしますけど、あくまで本業はBtoBのモノづくり系、技術コンサルティング事業です。
 

11月中旬に東京都品川区で開催された、セミコン系(中・短距離通信)技術シンポジウムへ、久しぶりの出席は来年以降へ文字通り繋がって行く、その狼煙となるでしょう。
やはり今までと違う(笑)。

その他にも旧交を温める様々な機会、地元大分市での新規顧客さまお取引実現等々、今年は創立以来最大のパラダイムシフトが進む、佳き一年だったと思います。

自分が解き放たれて躍動し、そして踊り場に差し掛かり再び新たなビジネスアライアンスへ。
そのプロセスが上手に、平成時代30余年間へキレイに収まるとは、予想だにしませんでした。

全ては何処へ至るのか、答えは直ぐそこに来ているのかもしれません。

皆さまにとって2019年も、より良き一年でありますように。

 アガワ・ハイテックソリューションズ株式会社
代表取締役社長 阿川 丈生