新府内録 社長の窓

第28回コラム「まことしやかな、東北紀行」

気が付けば、9月も既に下旬になりました。

朝晩もすっかり過ごしやすく、先月まで猛烈な暑さの記憶がどこか遠のいてしまいそうです。
皆さまは如何お過ごしでしょうか。

そんな中、今月は6日(木)から9日(日)までのスケジュールにより、久しぶりに都内出張と山形県米沢市を中心とする、東北地方へ業務他目的で出掛けて来ました。

都内(23区内)への出張は、会社設立直後以来なので実に3年余りぶり、東北地方へは前職から含めても(恥ずかしながら)初の試みでした。

今回の目的は、10月から迎える事業新年度(早くも第5期になります)を見据えた、企業群と学術研究教育機関の訪問です、他はSNSグループで展開しております「西部警察ファンクラブ」の第1回クラブミーティング運営の為、新任管理人として山形県上山市へお邪魔する事でした(これは次回以降で、触れたいと思います)。 

羽田空港からレンタカーを駆って、新横浜駅界隈~新宿駅西口界隈~上野駅界隈を到着直後の一日で回り、7日(金)朝から首都高速道路~東北自動車道~東北自動車(中央・山形線)道を一気に走る(終始制限速度+α)、強行スケジュールで山形県米沢市に到着したのは、丁度お昼前でした(もちろん途中休憩無し!)。

直後の昼食は米沢市中心部にある食堂で、とんかつをおいしく頂き、現地業務関係者さまらとの打ち合わせを済ませ、15時過ぎからは山形大学工学部にご訪問させて頂き、とある教授さまへご挨拶に。

当初は所用で不在との事でしたが、サプライズで在室頂きまして、有意義な懇談をさせて頂きました(お忙しいところ、ありがとうございます)。

その日は米沢市内ホテルに宿泊の為、余った時間で上杉記念館(含む上杉神社)と、初代米沢藩主上杉景勝の重臣、直江兼続を祀る林泉寺を参拝させて頂き、ディナーは先方さまのご厚意にて、米沢牛炭火焼きを中心とする、素朴な郷土料理を頂きました(こちらも、ありがとうございます)。

今回初めて、山形県の米沢市・上山市を訪れましたけど、その風景は当方本籍地である山口県美祢市と、良く似通っていました。

冬は深い雪に覆われる、四方を山に囲まれた海の無い地形、美祢市のおよそ倍~人口数万人の方々が醸し出す、派手さを抑えた素朴でニュートラルな人間性により、大きな歴史の舞台に関わった偉人が、如何にも輩出して行く訳です。

無理な観光活動を行わないのは、米沢藩中興の祖である上杉鷹山の質素倹約主眼、身を終始正して行くその教えから。

自分はたちまちその風土へ、一瞬で魅せられてしまいました。

その一方、山形新幹線は高架上を走っているし上杉記念館を中心とした、米沢市の公共施設はどれも最新鋭。
民放局は4局もあるし、話す方々の誰もが非常に穏やかな受け応え。

大分県内人口は114万人に対し、山形県の人口はそれよりも少ない109万人(最新統計)。
なのに、この充実した各種インフラ群はとても羨ましいと感心しました、あまり関係無いながら~サッカーJ2ディビジョンで大分トリニータが、J1昇格射程の3位(最新)にいることがせめてもの救いか、なんて。

明けて翌日は土曜日で、業務をお休み。
山形県米沢市から東へ、小一時間のところにある福島県会津若松市へ朝から向かい、鶴ヶ城(若松城)へお邪魔しました。

今年は戊辰戦争150年(明治維新150年)の節目で、城内はその企画展示を行っていました。
会津市民の中には、あの鶴ヶ城制圧の中枢だった薩長両藩に対する遺恨も根強いと、聞き及ぼす次第。

比較的、地元(仮想…)府内城より僅かに大きい鶴ヶ城を自分らの先達が、御旗を引き下げて総攻撃したのかと思うと、直後言葉を失ないそうになります。

そんな初めての東北地方紀行は、やはり今回では飽きたらないくらいの、大変有意義なものでした。

その日、夕方から山形県上山市内温泉旅館のイベント運営を終え、最終日の9日(日)は、再び一気に米沢市を経由して東北自動車道~首都高速道路を駆け抜け、羽田空港から帰路に就きました。

今回は短い移動含め全てクルマでだった為、総走行距離は1000キロ突破、中々のプチグランドツーリングです。

山形県内を中心に、早ければ年内でも再びお邪魔出来そうなので、その時も新たな発見をして行こうと思います。

東日本大震災が発生する以前から、東北地方には大変興味がありました。
色々機会がありながら、一貫して当方のスケジュール付かないままでしたが、改めて初訪問が出来て凄く良かったと思います。

商圏等の、なにものにも縛られないビジネスアプローチは、やはりと言うべき醍醐味感抜群です。

地元はさておき~九州地方とは別の意味で郷土愛とソウル溢れる、東北地方へのビジネスアプローチを山形県内を中心に、来期以降随時展開していきたいです。

山に囲まれた本籍地へのオマージュを、散りばめながら。

 アガワ・ハイテックソリューションズ株式会社
代表取締役社長 阿川 丈生