新府内録 社長の窓

第24回 デジタルに考え、アナログに展開する

早いもので、2017年10月も残り数日となり、年末への足音がいよいよ近づいて来ました。
10月と言えば、弊社の新たな決算期スタート月でして、早くも第4期に突入しております。
これまでの歩みを振り返えれば、資金や非常に僅かコネクションでスタート致しましたが、期を重ねる毎に新たな商材の案件を頂き、現在はそれらの事業化に向けて、粛々と作業を進めているところ。
ここで大切なのは、頂いた事業化案件が果たして「黒字化可能か否かの目利き力」を必要と言う事です。
ただ手放しで気持ち良くするのも、悪くは無いのですけど、やはり資金とマンパワーを投入する以上は、悲しくも冷静に事業環境の有無を見極めなければなりません、 時には早くも発案技術に自惚れてしまい、人さま(ここでは弊社:当方でしょうか)の聞く耳を最後まて持たず、遂にはコンサルティング業務打ち切りを、不本意ながら宣告させて頂いた、一例もあります。
酸いも甘いも把握した上で、更なる改善策を導きだし、より良い販促手法を描いて展開して行くのが、当方なりの方程式です、客観的公共性も検証せず、 安易なグラウンドファンディングへ資金提供を促す事、致さない為にも。

昨今からの経済情勢に鑑み、巷には溢れんばかりのBtoBないしBtoCのビジネスが、蔓延しています(CtoCもしかり)。

本拠地こそ大分県(国内)に置いておりますが、想定マーケットから導き出されるカスタマー予備軍は、インターネットの急激な普及で、世界中に広がりを見せてきました。
そして事業環境も画一的な、供給主眼のものから動機付け的、背景の見えざる付加価値も創出するカタチへ変化して来ています。
これまでに無く隆盛な、個人対象的衣食住主眼のビジネスや、安易に金融手段(テクニック)に流れて行く前に、それらを内包した「モノづくりのありかた」を考察する時に来ていると、思っています。
自らビジネスをやるからには、それらに溺れる事無く、持てる知識や経験則を堪えず分析しながら、それでいて事業を発展させて行きたい、それで得たエッセンスはパワーアップしたポテンシャルで、 然るべき分野へ圧倒的に投入する。

前職から外部へ数年間、少しばかりでも解き放たれた事により当方自身は、新たなステージへと更に上がって行けた気がします、本当に良い機会を頂いた瞬間です。
思考は至ってデジタルに、しかしアウトプットは極めてアナログ主眼で動く。
生産現場や決裁手段が如何にAI化進もうとも、それらを監修するのは、何を隠そう「ヒト自身」。

何かあらんとすれば迅速に自ら赴き、面と向かってオピニオンする気概で、初めてビジネスコミュニケーションは図られると、当方は思います。
情緒的ノスタルジックに流される事も無く(時に必要ですけど)、絶えずその先に待ち構える景色を思考する。
会社設立から2年余りの仕込み期間を経過して、欲張りなビジネスモデルの火蓋が、実質的に切って落とされようとしています。
冷静と情熱のあいだで、新たなコーディネートビジネスモデルを構築せんとする、その取り組みは続きます。

── 今回コラムのまとめ ──

  • 弊社も第4期を迎え、徐々にエンジン始動出来て来た感があります。
  • 自意識は大切ですが何があろうとも、自らの才覚に溺れるべからず。
  • 継続は力なり、諦めたらそこでオフサイドだろうと思います。
 アガワ・ハイテックソリューションズ株式会社
代表取締役社長 阿川 丈生