新府内録 社長の窓

第12回 思いをカタチへ、そしてForceへ

こんなお仕事をさせてもらうと、つくづく継続させる事の大切さを嫌でも知らされる時が、あります。
最初は無形であるものを、カタチある到達点へ前進させる為には、先ずあるべき到達点を出来るだけ明確に思い描き、そこから逆算してロードマップを作成するスタンスを、自分はこれまで実践しました。
なので、不思議な事に壁に当たると言った経験は、それほどしていないかなと、言ったところです。

先日案内を頂きまして、地元芸術系短期大学主催のいわゆるアントレプレナー・セミナーに出席致しました。
会場に駆け付けたオーディエンスの大半が、平均年齢20歳前後と言うのもあり、自分の様なオジサンが交じっていいのかと、一瞬緊張しましたけど~そこは若年層スタッフさん達の柔らかアタマで、無事会場入りを果たさせて頂いた次第です。
そこで驚いたのは、未成年もいたろうにパネルディスカッション出席したメインメンバー二名が、ステージらしき中央でビール片手にリラックスしているとの由。
しかも、三十代前半&四十代前半の両社長さんは、二名ともキンキラキンの金髪でした。

クリエイティブ系のお仕事と言うのも、あると思いますが推測するに、これくらいの強い自負を持たなければ、周囲に埋没してしまいかねない。
自身としては、優等生らしきスマートに容姿や言葉を飾るのではなく、あるべき姿を包み隠さず全面に打ち出している彼らへ、非常に好感を持ちました、それが地元大分市から参加している、
どちらかと言えば大人しめ系の(表面上…)良いとこパネリスト達と、絶妙のコントラストを形成していたのが印象的です。
ただ自分は少なくとも金髪に、する事無いだろうな。

当日のパネルディスカッションはテクニックらしきものより、むしろ諦めない事の必要性・継続させるものの大切さを、これまでの経験を踏まえ唱えていた様な気がします。
周りに守られる事が無い、退路を絶っているからこそ、自分らしいビジネスを然るべきマーケットへアプローチして行く。
これこそベンチャースピリッツの真骨頂であると、確信しました。
翻って自分自身もこれまで、特に前職は周りに守られながらお仕事をやらせて頂いた様な気がします。

それが人さまから慕われ任されて行くにつれ、更に様々なビジネス系やプライベート系の集まりを立ち上げた実績を創るにつれ、当日パネリストの彼らと同じよう自分自身の思いへ正直になる機会へ、つまり現在に繋がっているやに思います。

現在の自身が大切にしているモットー、それは人さまのお役に立たせてもらいたいと言う事、それが同じく良かれと思う方向へ導き促して行けると願う事。
人さまより0.1歩でも良いので、先んざるビジネスモデルを思いとForce(チカラ)を伴う、継続性を持って、必ずや実現させる事。
昨年の国勢調査結果から、日本国内の人口が初めて減少して行く結果が判明され、その世代別構成分布も踏まえると、今後ビジネスの在り方は~極端なグローバルかつビッグなものか、片や極端なローカルスモール的視点の密着型か。
少なくともバブル崩壊から、失われた25年を経て今度こそ、定尺にとらわれない創造性豊かかつ、確かなビジネスモデルを国内モノづくり分野で展開して行かなければならないと、危機感を強く持っています。
ただ…「売れるビジネスを」と言うのが、いささか余計な定義ですね(笑)。
それはこれまで培った知識&経験、そして知見を駆使して機動的に展開して行くのみと、思います。
今回参加させて頂いたセミナーは、そんな新しい気付きをくれる絶好の機会です。

── 今回コラムのまとめ ──

  • カタチあるビジネスへ到達して行く為、そこから逆算する事が自分自身重要。
  • 比類なきそのアグレッシブな志が、金髪等のパネリスト達が放つ容姿に現れる、ただ自分はあくまで中身が肝要と。
  • 失われた25年を経て今度こそ、創造性豊かなビジネスを展開させる時に来ていると実感、但し諸条件をクリアすればとのお話、方程式の出題&回答は自分自身のソースを持って。
 アガワ・ハイテックソリューションズ株式会社
代表取締役社長 阿川 丈生